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雑学

 

二度と行きたくないお店に入ってしまったモヤモヤに全力で向き合ってみた。

ひさびさにこんなお店に入ってしまった。

その日はちょうど暑かった夏が徐々に涼しくなってきて、少し遠出したくなったのです。今日はおいしいものでも食べに行こう。でもその期待はすぐに裏切られたのでした。

ランチにきたけれど食後の飲み物もいただかず、入って20分で退店。こんなお店、もう二度と来たくない。結局お昼休みの後半は別のカフェで過ごしました。

せっかくの昼休み、あぶらぎったおかずにもたつく胃、お支払いした1000円札、ああ食べなければよかった…もやもやもや…

いや、このままもやもやしていたくない。残念に思っていてもしょうがないことはわかってる。

分析してみた

せっかくなのでなんとかこの経験を活かせないか、分析してみることにしました。

よし、なんか役に立つトピックにしてしまおう。そうだなぁ、、「二度と行きたくないお店の特徴7つ」とかどうだろう。これからお店をやる人とか、お店を経営している方の参考になるんじゃないかしら。お店じゃなくても、人に何かサービスをしたり、お仕事だけではなくて人との関係にも役に立ちそう。

うん、これならちょっと面白い経験になりそうだ!少しうきうきしてきました。二度と行きたくないと思ったお店に感謝…できるほどではないけれど。

さて、そういえばなぜ二度と行きたくないと思ったのだっけ?役に立つようにちゃんと具体的にしてみます。

二度と行きたくないお店の特徴①別に来てほしくなさそう

入店したときに、お店に入ろうとしたら店員さんに道をふさがれるようなポーズをとられました。

えっ、、と思ったけれど、このとき気づいていればよかった。きびすを返していつものお店に行けばよかった。

「本日AランチとCランチのメニューが終わっております。」

申し訳なさそうにいうでもなく、淡々と。「終わってるけどいいの?」みたいな感じ。

そして目を見ない。

逆にまた行きたくなるお店では、「よく来てくれました!」みたいな雰囲気で店員さんがにこにこしていて楽しそうだったなぁ。

◆ポイント

あなたに会えて嬉しい!を表現されると人は嬉しい。

二度と行きたくないお店の特徴②私のことを全然思ってくれてない

メニューを確認しようと店内のカウンター上のメニューを見上げると、なぜか遮られて入り口付近のメニューを「こちらです」と言われる。

いや、別にあっちの見てもよくない…?同じだし。

「AランチとCランチのメニューが終わっております」

「あ、大丈夫です」

店内に入ろうとするとまたふさがれる道。なんでだ?いれたくないのか?

「メニューこちらでうかがいます」

なぜ!なぜ入り口でうかがうの?

あとで気づいたのですが、「これって席までメニュー聞きに行くのがめんどいな」ってことでした。

「席はこちらです」

結構あいているのに席指定。

きっとこの店員さんは、めんどくさいな、早く終わらせたいな、みたいなことを考えてお仕事していたのではないかしら。結果、私のことを全然考えてくれてません。

心地よく過ごせますように、とか美味しくたべれますように、とかそういうことを思ってないんです。

逆にまた行きたくなるようなお店では、ゆっくりメニューを選ばせてくれたり、好きな席を選ばせてくれたり。お店で心地よく過ごせるように、美味しくごはんを食べれるように、お客さんのことばかり考えているからそうなるんだなぁということがわかりました。

◆ポイント2

人のことを思ってるかどうかは行動に出る。

二度と行きたくないお店の特徴③心ここにあらず

席について待っていると、さっそく料理を運んできてくれました。さっきとは別の人ですが、、、

「お待たせしました、どうぞ」

かつーん!

お皿置き方、雑!割れそう!

しかもこの人も目を見ない。お皿すら見ずに置いていく。見ている先は、私でも今置くお皿でもなく、次の仕事。

ああ、早く仕事を片付けることしか考えてないのね…。

私はここにきたことが本当に悲しくなりました。入り口の時点でなぜ引き返さなかったんだろう!?

目の前に置かれたお皿を見ると、あぶらぎったお肉とばらばらのマカロニが。サラダにはたっぷりの油がのっています。

これ食べたいと思うかね?

出てきてしまった手前、食べてしまいましたが後悔しました。そして食後の飲み物はいただかず、私はすぐにお店を後にしたのでした。

忙しい忙しいと、目の前のことを見ていない。今という時間に向き合っていないと、まるでなににもならないのだと感じました。

いそがしいとそうなってしまうとも限りません。いま目の前のことを愛しておらず、そのために見ないとそうなってしまう。

だって、いそがしいと思うほどやることがあっても、お皿を丁寧に置いたり、目の前の人が心地よく過ごせることを思うことはできるのです。そういうお店もたくさんあるのです。むしろそれがやることで、忙しくてそれができないのは優先順位がどこかで変わってしまったのかもしれません。

◆ポイント3

いま目の前のことを大切に向き合うことが一番だ

振り返ってみて

結局まとめてみたら7つほど細かくわかれませんでしたが、大事な3つが分かったと思います。

そして、こうして逆を考えたことにより、すてきなお店の素敵さを、より立体的に知ることができました。

いつも行っているお店、魅力的なお店がなぜ居心地がよいのか。なぜ何度も訪れたくなるのか。

それはそこにいる人たちが、心地よく過ごしてほしい、美味しく食べてほしい、という想いがあって、それが作ってくれていたんだなと感じました。本当にありがたいことです。

素敵なお店をもっともっと大切にしたい。

そして、心地よく過ごしてほしいという想いがあるとかないとか、こんなにも伝わるものだということがわかりました。私は毎瞬毎秒、そんなふうに人を思える存在になれているだろうか。そういう存在になっていたい、と感じました。

終わり☆

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TanoTsumi | たのつみ

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