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水野学さん&佐渡島庸平さんの トークイベント@銀座蔦屋「段取りの教科書」の感想

おでかけ

 

水野学さん&佐渡島庸平さんの トークイベント@銀座蔦屋「段取りの教科書」の感想

1月30日、銀座蔦屋で開催された水野学さん×佐渡島庸平さんのトークイベントに参加してきました。

その名も「クリエイターにも段取りが必要だ」。

対談をききながら、表現者として生きていく新たな決意が湧いたので記録しておきます!

水野学さん「段取りの教科書」刊行記念イベント

水野学さん&佐渡島庸平さんの トークイベント@銀座蔦屋「段取りの教科書」の感想

はじめに今回のイベントについてお伝えしておきますと、水野学さんの最新刊「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」の刊行記念トークショーです。

水野学さんといえば「センスは知識からはじまる」の著者。

初めて本を読んだとき、「センスは才能や感覚ではなく知識を集めた結果」という考えに衝撃を受けて一気にファンになりました。

水野学さん&佐渡島庸平さんの トークイベント@銀座蔦屋「段取りの教科書」の感想

その水野学さんと、クリエイターを応援する会社コルクの佐渡島庸平さんとの対談。

GINZA SIX蔦屋での開催とあって、気分もあがります。

水野学さん&佐渡島庸平さんの トークイベント@銀座蔦屋「段取りの教科書」の感想

19時になっていよいよお二人が登場!会場は限定50名が満席の大盛況です。

トークショーの内容、雑談。

トークショーの内容は、水野さんと佐渡島さんの対談形式。お二人が事前に準備した質問に、お互いに答えていくものでした。

「会社とは何ですか?」「デザインするとは?AIとの違いは」「地球外に人は住めますか?」

質問は面白いものばかり!

ところが用意されたスライドは、なかなか前に進みません。どんどん雑談が入るんです。

ライオンキングは20年で1500億、アバターは1、2年で980億。映画はお祭りみたいなものだけど、ライオンキングはブロードウェイの文化に入りこんでるんだ。漫画がどうやったら文化に入り込めるか考えている

電車が将来どうなるかって話をしていて、みんなバラバラだと結局効率が悪いから大勢を乗せて動くものはあるだろうと。全員が動く椅子みたいなものを持っていて、さらにそれを乗せるみたいな。堀江さんが数年前に最高の椅子ってどこが作れるか知ってる?とか言っていて驚いた

まるで一緒にお茶してるみたいな感じ。次はどんな話が飛び出すんだろう!気づけば夢中になってうきうきしていました。

でも、あれ…?

段取りがテーマなのに雑談ばかりでいいのかな?

雑談が大事だった

「打ち合わせのときも仕事の話は数分で、あとは時間めいっぱい雑談をしているんですよ」

なかなか進まないと笑いながら、水野学さんが言いました。

デザインをつくるときも、一見関係ないようなことばかり聞いている。漆の鯖江の仕事では、鯖江が伝統工芸日本最古で1500年前と聞くと、じゃぁなんでそんな資料が残ってるの?となる。そういう周りの情報から、じゃぁデザインはこうだねと決まる

例えば大仏ができるとき、大仏を作ってるってみんな思うんだけど、先に周りを固めていく。大仏の型を作っていくみたいなもので、周りを作っていくことで中身ができる

だ、大仏…!

この話を聞いて私はふと、直線的になりすぎていた自分に気づきました。特に仕事のこと。

進めようとしてもうまく進まないのは、そういうことかもしれない。まるで型を使わずにカップケーキを作ろうとしているみたいな。

販売数量や金額を満たすのは「目標」ではなく「結果」です。ビジネスの場では、結果のことを目標と勘違いする傾向があるのです

「段取りの教科書」にはこんなふうに書いてありました。

大切なのは、どうなったらいいのかを知ること。

うーんと唸ってしぼりだそうとするのをやめて、多面的にみて中身を作ろうと思いました。

自分ごとの話じゃないと面白くない

そんなふうに雑談という形で、様々な情報をあびた90分。

中でも私が特に印象に残ったのは、佐渡島さんの「自分ごとの話じゃないと面白くない」という話でした。

地球に優しくは変っていう話が面白くて。温暖化とかCO2って結局人間にとって住めるかどうかということで、長い地球の歴史から見たら温度も変わっているし地球にとっては問題ない。だから本当は地球に優しくじゃなくて人類に優しくじゃない?っていう

人類に優しくのほうが、人間にとってなにが優しいんだろうって考える。自分ごとな感じがする。

僕の仕事は漫画家とかにそっちをさせるようにする仕事。自分はどう思ってるかがよくて、ニュースみたいなものが漫画や小説になっても面白くない。君の意見はどうなんだっ思うこといっぱいあって、作家はそうじゃなきゃ絶対ダメ

〇〇ではこう、と説明する人と、〇〇とは、と自分の考えをいう人で「では派」と「とは派」で観察すると面白い。ではだと頭良さそうに見えるし、否定されても自分の意見じゃないからすぐ他の意見出せたりする。とはでしゃべってると自分のだからなんかのタイミングですごく傷つくこともある。

つまり、自分がどう思ってるかを表現しないと作品は全然面白くならないけど、そういう表現をしていると傷つくこともあるってこと。

私も表現したいけどできないことがたくさんあって。

それはまだ傷つくのを怖がっている部分と、向き合いきれていなかったのだと気づかされました。

もっとちゃんと表現したい

恋愛できなかった私が、恋するまでにした7つのこと。

自分の感じていること、考えていること。それらを恐れずに表現すること。

これまで結構できるようになってきたつもりだったけど、まだまだだったみたい。

もっと面白くなれるように、がんばっていこう!!

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TanoTsumi | たのつみ

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